ダイヤモンドジュビリーS2019 気になる出走馬の詳細は?

 

クラシックシーズンが一区切りつき、いわゆるオフシーズンともいえる時期が近付いてきた競馬界。しかし、6月の第3週は競馬発祥の地、イギリスには特別なシーズンとなります。

 

この時期のイギリス競馬のメインはアスコット競馬場。そこでイギリス王室が競馬を開催するいわゆる「ロイヤルアスコットミーティング」が始まります。全部で5日間の開催が行われ、その間にG1レースは8レースも組まれています。

 

開催されるレースは様々な条件がありますが、ロイヤルアスコットミーティングの最後を締めくくるレースとして行われるのがこのダイヤモンドジュビリーS。今年のダイヤモンドジュビリーSは6月22日(土)の11時20分(日本時間:19時20分)にアスコット競馬場の芝コース1200mで開催。4歳以上の馬による春のスプリント王者決定戦となる一戦です。

 

ダイヤモンドジュビリーSのルーツをたどるともとは1868年のオールエイジドステークスからでした。しかし、開催翌年に早くも中止されると、1926年にはレース名をコークアンドオーラリーオールエイジドステークスに改称。さらに11年後にはレース名が長すぎるとしてコークアンドオーラリーステークスに変更されました。

 

やがてグループ制が導入されるとG3レースとなり、98年にG2へ昇格。02年にエリザベス女王の即位50周年を記念してゴールデンジュビリーステークスと名称が変わり、さらにG1レースへと昇格。春のスプリント王座決定戦としての性格を持つようになりました。

 

それから10年後の12年に、エリザベス女王の即位60周年を記念して現在のレース名に変更と多数の変遷を迎えました。

 

ちなみにダイヤモンドジュビリーという名称はイギリスにとっては女王に絡む大切なもの。というのも19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した英三冠馬のダイヤモンドジュビリーもまた、ヴィクトリア女王の在位60周年を記念してこの名がつけられたといわれているからです。

 

クラシックディスタンスで活躍したダイヤモンドジュビリーとは異なり、ダイヤモンドジュビリーSの成り立ちはスプリント戦だっただけにスプリントレースとして長年開催され続けていました。G1レースに昇格したのが02年からと歴史が浅いため、歴代の勝ち馬にはさほど名のある馬がいないというのが現状ですが、05年の勝ち馬には日本にもやってきたケープオブグッドホープ、12年の勝ち馬ブラックキャビアなどが知られています。

 

この2頭をはじめ、海外からの遠征馬が活躍するケースが多いのがダイヤモンドジュビリーSの特徴。ロイヤルアスコットミーティングの中でも国際色豊かなレースとしても知られています。

 

春のスプリント王者が決まる一戦だけにどんな馬が集まるか気になりますよね? それではブックメーカーで発表されているオッズとともに注目度の高い出走馬を詳しく見ていきましょう。

 

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例年混戦模様となりがちなダイヤモンドジュビリーS。今年もその例に漏れず単勝1番人気馬のオッズは4倍台。かろうじて1番人気の座に君臨しているのが、インヴィシブルアーミーです。

 

通算成績12戦4勝2着4回と安定した成績を誇る同馬は父インヴィジブルスピリットから受け継いだスピードが武器。デビュー戦こそ2着に終わりましたが、すかさず2戦目で勝ち上がると、2歳時だけで7戦を消化するというタフネスぶり。そうしたタフネスぶりが災いしたのか、3歳時はクラシックに見向きもしなかったのにもかかわらずに低迷し、4戦して勝ち鞍は一つだけ。

 

典型的な早熟馬と思われていましたが、明け4歳となった2019年から奮起。リステッドレースのユニベットカムミドルトロフィーSで久々の勝利を挙げると、続くデュークオブヨークSを制して重賞初制覇。デュークオブヨークS自体がダイヤモンドジュビリーSと直結するレースだけに今回も連勝を飾るのでは?と期待されています。

 

これに続くのがインズオブコート。

 

こちらも父はインヴィジブルスピリット。いかにこの馬の血がスピードを伝えているかがわかりますが、こちらは3歳時にジャックルマロワ賞で2着に入ったほか、パレロワイヤル賞やポルトマイル賞を制するなど活躍。主に活躍の拠点がフランスばかりなのであまり目立ちませんが、その後も短距離重賞を制して、今年6月2日に行われたグロシェーヌ賞を快勝。フランス代表スプリンターとして恥ずかしくない成績でロイヤルアスコット開催に向かうことになりました。

 

これに続くことになりそうなのが、ブルーポイントとシティーライトといったこの路線ではおなじみの面々。いずれも単勝オッズは10倍を切っていますが、善戦マンと言うキャラクターだけに勝ち切るまでは至らないという評を得ているのが現状と言えます。とはいえ、今年も混戦だけにどの馬にチャンスがあるレースなので馬券を買う分には楽しめそうです。

 

ダイヤモンドジュビリーSは6月22日(土)の11時20分(日本時間:19時20分)に発走予定。格式高いロイヤルアスコットミーティングのレース最強スプリンターが決まる一戦だけにぜひ馬券を買ってみたいですね!