愛2000ギニー2019 気になる出走馬の詳細は?

 

世界中のクラシックの基礎となったイギリスの2000ギニーが開催されて早1ヵ月。今度はイギリスの隣国であるアイルランドでもクラシックシーズンが開幕。牡馬の第1冠目として愛2000ギニーが開催される時期が迫ってきました。

 

今年の愛2000ギニーは5月25日(土)の16時10分(日本時間:26日(日)24時10分)にアイルランドのカラ競馬場の芝1600mコースで開催されます。

 

レース名からもわかる通り、愛2000ギニーもベースとなったのは英2000ギニー。クラシック勝ち馬によって将来の種牡馬や繁殖牝馬の選定を行うためのレースとして行われました。その歴史は1921年から行われ、条件はほとんど変わらずに行われています。

 

競馬発祥の地であるイギリスを模範にしたところからもわかる通り、アイルランドも生産に重きを置く国。そのため愛2000ギニーに出走できるのは牡馬と牝馬のみ。かつてはセン馬の出走も許されていましたが、現在では出走不可に。格式高いヨーロッパ競馬の象徴とも言えるでしょう。

 

そんな愛2000ギニーの特徴と言えばとにかくマイル志向の強い馬が多く出走する点。英2000ギニーは勝ち馬でも英ダービーを目指すケースはありますが、愛2000ギニーの勝ち馬が愛ダービーを目指す例は極めてまれです。

 

一方、マイラーの参戦は非常に多く、先に行われた英2000ギニー勝ち馬が2つの国にまたがっての制覇を狙ってくるケースはよくある話です。これを達成した馬は2002年のロックオブジブラルタル、2007年のコックニーレベル、2008年のヘンリーザナヴィゲーターなど歴史に残るマイラーが多く名を連ねています。

 

後の名マイラーが誕生するクラシックの第1弾レースだけにどんな馬が出走するか気になりますよね? それではブックメーカーで発表されているオッズとともに注目度の高い出走馬を詳しく見ていきましょう。

 

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今年の愛2000ギニーは単勝オッズが拮抗した2強対決。そのなかでもわずかに1番人気に支持されているのが英2000ギニーを制したマグナグレシアです。

 

父インヴィンシブルスピリットはこれまでにも多数名マイラーを輩出している大種牡馬。加えてオブライエン調教師というところでこちらも注目度は高い馬でしたが、その期待通りに昨年9月のデビュー戦を勝利。マイル路線での活躍が期待できると考えたのか、続くレースにはマイル戦のオータムSを選択。しかし、ここではペルシアンキングに不覚を取る形で2着に終わりましたが、こちらも続くフューチュリティTで見事にG1初制覇を飾りました。

 

その勢いそのままに英2000ギニーを年明け緒戦に選び、見事に快勝。これでマイル路線いっぽんで攻めていくことがハッキリとしたことで、陣営の狙いは英愛2000ギニーの2冠に加え、ロイヤルアスコット開催のセントジェームズパレスSの欧州3歳マイル3冠。これを制するためにはここでも負けられません。

 

この英2000ギニー馬マグナグレシアに並ぶ、もしくは凌ぐオッズを記録しているのがトゥーダーンホット。昨年暮れの時点では2019年の欧州クラシック候補の筆頭格とまで称された実力馬です。

 

父ドバウィ、母父シングスピールと言う欧州競馬の粋を集めた血統を持つこの馬は昨年8月にデビューすると2着馬に7馬身差もの差を付ける圧勝をマーク。そして続くソラリオSでも2着馬に4馬身を付けて突き放すなど、圧勝で重賞初制覇を達成。そして3戦目にはシャンペンSを使ってここも勝利すると、欧州競馬の2歳戦では重要な一戦であるデューハーストSにコマを進めます。

 

ここを勝った馬は翌年のクラシック候補として大きく期待されるだけでなく、早めの賞金確保で今後のローテーション選択がかなり楽になる一戦ですが、ここでもトゥーダーンホットは中団から豪快に抜け出して見事に4連勝を飾る形でG1初制覇。翌年のクラシック戦線へと大きく期待させました。

 

陣営は当初、自国イギリスのクラシックに狙いを定め、英2000ギニーの制覇を念頭に置いていましたが、その前哨戦に当たるクレイヴンSからの始動を予定していましたが、中間にトラブルがあったことでまさかの回避。やむを得ずに英ダービー制覇に切り替えたところで重要なトライアルレースであるダンテSに出走しましたが、ここでトゥーダーンホットはテレキャスターに逃げ切りを許す形でまさかの2着。年明け緒戦、初の2000m超のレースということがあったにしてもダントツ人気を裏切る形になったことは英ダービー制覇に暗い影を落としました。

 

そもそも父ドバウィの活躍馬と言えば、マイルから中距離戦線に集中し、英ダービーの2400mはかなり酷な条件。そもそも父ドバウィも現役時代に英ダービーに出走しましたが、モティヴェイターの前に全く歯が立たない形で3着に敗戦。明らかに距離が長いことがこのトゥーダーンホットにも感じられました。

 

それだけにトゥーダーンホットはこの敗戦を受けてマイル路線へ矛先を変え、愛2000ギニー制覇を目指すことになっています。ここを勝てば続くセントジェームズパレスSにも弾みがつくとあって、かなり気合が高い一戦となります。

 

その他の馬たちはスカルドゥが3番人気に支持されていますが、9倍台とかなり離れています。やはり2強対決と見たほうがいいでしょう。

 

愛2000ギニーは5月25日(土)の16時10分(日本時間:26日(日)24時10分)発走予定。未来の名マイラーが決まる一戦だけにぜひ馬券を買ってみたいですね!